自然は偉大なチャーチスト

自然と人間が為す相場との関係を考察するブログです。

株式市場のテクニカル分析

久しぶりに、株式市場のテクニカル分析を施してみた。

 

市場価格は、様々な要因を織り込んで推移します。ファンダメンタルな要因や市場の構造的な要因や投資家動向や国や中央銀行の政策などの要因でそのウェイト付けも局面によって変わります。

 

であれば、市場価格をダイレクトに分析し、明日の価格を予想できれば、その方が実際使いやすい。

 

チャートは、縦軸は価格、横軸は時間でできています。この2つの関数を使い、将来の価格を予想する。資産価格には、癖もあり、過去の分析は可能です。そして、その目標は、将来、例えば、3ヵ月後にはいくら、1年後にはいくらになるかを予想します。そして、いつ、いくらで買いをいれる、いついつ、いくらで売るという具体的な投資行動につなげられるようにします。そこまで行けば、かなり市場で勝てると思いますが、もう1つ重要なのは、リスク管理。投資する金額(元金)は、決まっているのですから、減らさないように、特に、1回のトレードで大きく損をしないようにしなければなりません。そのためのルール付けとして、ロスカットポイントを設けること。これが設定できれば、投資する時に、想定リターンとリスクを具体的な金額で把握でき、投資する額を決めて行くことができます。

 

さて、具体的に見ていきましょう。

 

<日経平均株価>
f:id:yujiy4649:20200708212422j:image

日経平均株価は、今年1月27日、23,995円に天井をつけ、コロナショックで3月19日の16,358円まで32日間急落した。その後、日本銀行屋米FRBなどの金融緩和により、戻り局面に入り、6月9日、23,185円まで回復した。その間、82日間。

下げ62日、上げ82日。サイクルで見ると、足して144日間。


これはフィボナッチ級数。1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233・・・。

今は、もみ合いの中にいるが、21,500円を割れてくると、下落し、加速するかもしれない。ただ、もう一度、トップをつけにいく可能性もある。その期限は8月3日まで。