自然は偉大なチャーチスト

自然と人間が為す相場との関係を考察するブログです。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

和の哲学

元々日本は「日が本」と言う事で、日本人は太陽が命の源だと知っている民族なのだそうです。天照大神は太陽を意味します。 アーノルド・トインビーは、神話と歴史を共有するのが民族の条件と言いましたが、日本では神話と歴史をあまり学びません。大きさに関…

MacBook Proが安くなる?

アップルはインテル製チップに代えて自社開発のApple Silicon(Armベース)を搭載したMacを2020年内に発売すると予告していますが、今なお具体的なモデルも価格も公表していません。Apple Siliconの価格については、たとえばIntel Corei 3プロセッサよりも10…

テスラは自動車業界を変えるか?

テスラは、車よりITに近づいている。 株式市場ではコロナ禍の影響で産業ごとに明暗がはっきりと分かれている。一例を言えば、明はIT(情報技術)、暗は自動車だ。米GAFAは4社のうち3社がコロナ禍の深刻化した1月末以降、株式時価総額を1~3割拡大したが、ト…

賢者は歴史に学ぶ

相場格言」というのがある。長年相場にさらされ、実際に憂きも甘きも知り尽くした“相場師”たちが、後世の人のためにアン・オフィシャルに残してくれたものである。 その中で個人的に、気にいっているのが、いくつかある。 「温故知新」 「歴史は繰り返さない…

発想が「おっさん」、オンライン国会でいいんじゃない?

やっぱり古い。発想が「おっさん」。 4月でしたか、国会中継を見ていると密状態のまま普通にやっていました。何百年もの歴史がある英国でさえ、オンライン国会を始めた。日本でも、本会議での採決などは難しいとしても、一部の審議をオンライン化するのは簡…

「こころの相続」

「相続が争族に」という事例もこのところよく聞きます。 以前は、「相続」なんて一握りの富裕層のものでしたが、「お金、お金」の時代となり、少しでも親のお金を当てにして争いが起こる。年老いた親としても、“争族”が気になって安易に死ねない。 「相続は…

世界のパラダイムシフトと「利他主義」(Altruism)

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、明日の世界の支配者は誰かという議論に関心が集まっている。現時点では、米国に代わって中国が超大国になるという見方が有力だ。 予測には、一定の説得力がある。中国は広域経済圏構想「一帯一路」…

神木倒れる。

2020年7月11日22時40分ごろ、岐阜県の大湫神明神社の(おおくて しんめいじんじゃ)の大杉が倒れました。 この神木、映像で見れるように、本殿には擦りともせず、行儀よく倒れている。 神域に在る樹齢1000年を超える巨木とは、特別な意味がある木。 天と地を…

資本主義にはびこるウイルス

世界を襲った新型コロナウイルスは、それぞれの社会が抱えている病理を暴き出した。米国のそれは、絶望的なまでの経済格差だ。「今とは違う資本主義」への渇望は、「勝ち組」のはずの超富裕層にも確実に広がっている。 米シアトル在住の起業家、ニック・ハノ…

楽天モバイルの「Rakuten Link」iOS版が登場

楽天モバイルは、8日午前からiOS向けにコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」の提供を開始した。iOS 13以上で利用できる。 Rakuten Linkは、通話やSMS、ニュースフィード、ウォレットなどの機能を備えたアプリ。Rakuten Linkから発信した通話は、他社の…

株式市場のテクニカル分析

久しぶりに、株式市場のテクニカル分析を施してみた。 市場価格は、様々な要因を織り込んで推移します。ファンダメンタルな要因や市場の構造的な要因や投資家動向や国や中央銀行の政策などの要因でそのウェイト付けも局面によって変わります。 であれば、市…

コロナ後の景気回復、ナイキのロゴマーク型になる理由

多くの政策当局者や企業幹部はつい最近まで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後のV字型の景気回復を期待していた。短期的な急降下から、パンデミック前の状態に素早く戻るとみていたのだ。 だがこのところは、「スウッシュ」型の回復を予…

ソニーのイメージセンサー

ソニーが稼ぎ頭の一つである半導体事業で多角化を進めている。イメージセンサーはスマートフォン向けに偏っていたが、人工知能(AI)を搭載したセンサーを開発し産業や小売業へと販路を広げ、将来的にはサブスクリプションサービスの提供も見据える。必要な…

テスラの時価総額、トヨタを抜く

テスラの時価総額。年初にGMを抜いたと思ったら、あっという間にトヨタの時価総額を抜いた。 もはや時代は変わったといえるのか? 米電気自動車(EV)最大手のテスラ社の時価総額が、トヨタ自動車を超えて自動車業界で世界首位になった。テスラの昨年の年…

不景気の株高の行方

新型コロナウイルスの影響で、日本の今年1~3月期の国内総生産(GDP)は年率2・2%下落した。その前の四半期も消費増税でマイナス成長だったので、日本経済はリセッション(景気後退)入りしたことになる。緊急事態宣言下にあった4月以降もマイナス…

新型コロナ追跡データの活用アプリ

日本では、6月19日から厚生労働省が、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の提供開始。これは、スマートフォンのブルートゥース機能を利用して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けることができるアプリ。 「COC…

小売業の救世主ショッピファイ、「アンチ・アマゾン」戦略

「GAFAM」よりも、新勢力。そんな人には、「Shopify」。 ジャン・バーギー(Jan Buerge)は35年間にわたり、ミズーリ州カンザスシティーで「World’s Window」(ワールズ・ウィンドウ、「世界の窓」の意)という名の店舗を営んできた。文字通り、世界各地から…

「富の集中」を生んだバブル、今回は?

長くはかからなかった。3月になってようやくバブルがはじけたように見えた。しかし、FRBの迅速な対応と大量の金融介入により、資産バブルのデフレは止まり、再びインフレを起こしました。 メディアの多くはパンデミックを経済問題の「原因」と指摘していま…